≪第39回 離婚相談≫
女性が離婚を決意したら決して元には戻らない!

 

離婚カウンセラーの
ミライです。


 

離婚は、妻から切り出すことが多いです。

 

 

離婚を申し立てられた男性は、非常に戸惑います。
まさか妻が離婚を考えていたなんて、ほとんどの旦那さまは想像もしていません。

 

 

今回の相談者は、妻が突然別居して離婚請求された旦那さまです。

 

家族構成

イラスト_男性40代

 

(相談者)
元夫A氏(40代)
会社員

 

イラスト_女性30代

 

 

元妻Bさん(30代)
パート社員

 

イラスト_赤ちゃん

 

1歳(長男)

 

 

 

どのようなことでお悩みですか?


 

 

 

 

 

実は、お恥ずかしい話ですが、突然妻が家出し、離婚を請求してきました。
私は離婚したくないと伝えたのですが、家に戻ってくる気配は全く感じられません。

 

今は落ち着かない不安な毎日を過ごしています。

 

私みたいな人って他にもいるのでしょうか?


 

 

Aさんの様に、奥さまが家出して離婚を切り出すというパターンはとても多いです。
過去にも同じようなパターンの相談は、たくさん受けてきました。


 

 

 

 

 

この場合、私の妻は戻ってくるのでしょうかね。
私はこれからいったいどうなってしまうのか、毎日が不安です。


 

 

Aさんが不安なのは、とても分かります。
その不安を取り除くためには、今後の流れを知ることが最も効果があります!


 

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今後の流れが分かれば不安は収まる!

離婚が不安なのは、あなたにとって離婚が未知のものだからです。
このページを読んで離婚経験者の考えが分かれば、今抱えている離婚に対する不安や悩みの9割は吹き飛びます!

 

 

ではまず、離婚を考え始める女性心理から見ていきます。

 

【1】突然、別居や離婚を切り出される

一般的に、別居や離婚は女性から切り出す場合が多いです。

 

 

『家に帰ったら、妻が子供といなかった。』
『急に、別居生活が始まった…』

 

 

ドラマなどではこういうシーンがあります。
しかし、現実でも妻が突然出ていくことは非常に多いのです。

 

 

この時、夫であるあなたはとても動揺します。

 

 

突然、別居するなんて理解できない」
少し口論しただけではないか」
まずは話し合いをするべきだろう」

 

 

あなたは『妻が急に家を出て行った』と思うかもしれません。
しかし、ほとんどの場合はそうではないのです。

 

 

奥さまは、以前から離婚の準備をしていたことが多いのです。

 

 

では、実際に奥さまが家出を決意するまでを、段階別に説明します。

 

@喧嘩が増える(離婚指数3%)

どんな夫婦でも、一緒に生活するうちに喧嘩はするものです。

 

 

喧嘩のきっかけは様々です。
生活費、浪費、家事、育児、生活リズム、趣味、不倫、暴言、暴力…。

 

 

ただ男性は、喧嘩をしても後々まで引きずりません。
一晩経てば、過去の物としてすぐに忘れてしまうのです。

 

 

しかし、女性長い間忘れません。
何年も前の喧嘩を覚えていたりします。

 

 

男性女性は、喧嘩に対する心の整理の仕方が異なります。
男性忘れることで心を整理しますが、女性心の奥底に封印することで心を整理するのです。

 

 

ただ、もし喧嘩をしても、この段階では離婚の可能性はまだ低いです。

 

A離婚を意識し始める(離婚指数30%)

喧嘩する日が続くと、奥さまの不満は溜まる一方です。

 

 

最初は解決を試みていても、あまりにも頻度が多いと諦めが生じます。
そうなると、奥さま離婚を意識し始めます。

 

 

しかし、あなたは奥さまの気持ちに全く気が付きません。

 

 

女性によっては、両親や友人に相談している人が多いです。

 

B離婚の準備(離婚指数60%)

不満が大きくなると、奥さまは離婚の準備を始めます。
準備とは、離婚原因の証拠集め金銭的な準備などがあります。

 

 

同時に、両親にも相談しています。
また、この段階で約半分の女性は弁護士に相談をしています。

 

 

ただ、結婚生活への望みも捨てていません。
夫が歩み寄ってくれるのを期待しているのです。

 

 

しかし、あなたはまだ気付きません。
奥さまは、精一杯HELPを出しているのに…。
男性はとても鈍感な生き物なのです。

 

C別居開始(離婚指数90%)

ささいなことがきっかけで、それまで溜めこんでいた不満が爆発します。

 

 

こうなったら、もう誰も止められません。
準備をしていたので、別居もスムーズに始めることができます。
住居は、実家に帰る場合が多いです。

 

 

ここで、夫と妻の双方の考えを比較してみましょう。

 

夫と妻の考え方の比較

…妻がいきなり家を出て行った。
…夫の歩み寄りを期待していたが無理だった。

 

あなたは、奥さまが突然家を出ていったと思う事でしょう。

 

 

しかし、奥さまはあなたに歩み寄りを期待していたのです。
それなのに、あなたに改善が見られないので別居せざるを得なかったのです。

 

 

別居が始まった段階で、あなたは初めて危機を感じます。
本気で反省をします。

 

 

しかし、もう遅いのです。
あなたは、既に片足以上を離婚に踏み込んでしまっているのです…。

 

この時のあなたの心境

妻が突然別居や離婚を切り出して驚いた
反省を伝えても、前向きな返事はなかなか返ってこない。

 

妻は戻って来るのか。
それとも、離婚にまで至るのか。

 

どうなるか全くわからない。
毎日が辛い。

 

離婚経験者の考え方

妻には、心から反省していることを伝えるべき。

 

ただ、あまりにもしつこい説得は逆効果だ。
時間が妻の怒りが静まるのを期待しよう。

 

気持ち的には、とても不安定だろう。

 

だが、今が一番しんどい時期だ。
しかし、3ヶ月も経てば慣れてくるはず。
今はできるだけ考えない様にしよう。

 

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【2】別居生活が始まる

別居中に、奥さまと直接連絡が取れるなら、まだ復縁の可能性はあります。

 

 

奥さまの心の叫びに耳を傾けましょう。
「私はこんなに悩んでいる」
「〇〇を直して欲しい」
「正直、離婚を考えている」

 

 

あなたは精一杯謝るべきです。
心からの反省と、今後どうしていくかを伝えましょう。

 

 

奥さまに謝ることができる最後のチャンスです。
例え文句を言いたくても、グッとこらえましょう。

 

 

あなたの心からの反省を聞いて、奥さまはもう一度やり直しをしようとしてくれるかもしれません。

 

 

それでも、この時点での復縁の可能性は1〜2割ほどと思ってください。
復縁の可能性は、とても低いと認識してください。

 

 

ほとんどの場合、直接会う事もできません。
直接話し合う機会すら無い人も大勢いるのです。

 

この時のあなたの心境

妻に謝るため、妻の実家に行った。
だが、なぜ妻は私の反省を分かってくれないのだ。
そもそも会ってもくれない。

 

今後私は、どうなるのだろう。
別居で一人の日々が辛すぎる。

 

いつまでこんな日が続くのか…。

 

離婚経験者の考え方

妻に心を改めると必死に訴えよう。
妻がいかに大切な存在かを伝えよう。

 

妻や子供に会えなくて辛い。
しかし、3ヶ月も経てばかなり慣れるはずだ。
今はできるだけ考えない様にしよう。

 

正直、女性の気持ちを変えるのはとても大変だ。
80%以上の確率で復縁は難しいだろう。

 

今後どうなるか、弁護士に相談しておこう。
そして、離婚に向けた心の準備も始めておこう。

 

【3】弁護士からの通知書と離婚協議

弁護士からの通知書が来たら、今までと話は大きく変わります。
弁護士に依頼する=奥さまは完全に離婚を決意した、ということです。

 

 

弁護士は、簡単には依頼を受けません。
依頼者の離婚の意思などを慎重にヒアリングします。

 

 

本当に離婚の覚悟があるか。
離婚したい理由・背景は何か。
離婚後の生活はどうやっていくのか。

 

 

依頼されたからと言って、簡単に依頼を受けるようなことはしません。
何度も慎重に確認した上で、依頼を受けるのです。

 

 

重要なのでもう一度言いますが、
『弁護士に依頼した=奥さまは離婚を決意した』
ということです!

 

 

弁護士からの通知が来たら復縁の望みは絶ち切ってください。
女性が一度離婚を決意すると、99%復縁はあり得ません。

 

 

依頼を受けた弁護士は、夫であるあなたに立ちはだかってきます。
弁護士は、一切の容赦しません。
プロが手加減などするはずが無いのです。

 

 

奥さまが弁護士に依頼すると、弁護士から通知書が届きます。
通知書には、3つの内容が書かれています。

 

 

<通知内容1>離婚の理由と意志が固いこと

 

弁護士から通知書が届くと、あなたは大変驚きます。
通知書が届いただけで、体が震える思いをするでしょう。

 

 

ただ、驚きはそれで終わりません。
通知書読むと、さらに驚くことになるのです!

 

 

通知書には、あなたが如何にひどい人間であるかが容赦なく書かれています。
まるで、今世紀最大の犯罪者の様な文章表現なのです。

 

弁護士による誇張・ねつ造例≫
実際 誇張・ねつ造の文章例
口論した。喧嘩した。 長時間にわたって一方的に暴言をはかれた。その後数日間、恐怖で夫を見ることができなかった。
喧嘩で肩を少し突いた。 夫は、拳を振りかざして殴ってきて、衝撃で腹部を机ぶつけた。数日間、腹部緊満の状態が続いた。
休日は、家事・育児を手伝っていた。 平日は、家事育児への参加は皆無。休日も、たまに子供と遊ぶのみ。育児へは関与は無かった。
会社の付き合いで、帰りが遅い日もあった。 夜中に泥酔状態で帰ってくることが多々あり、再三指摘したが改善せず、共同生活を送る気はない。
たまには喧嘩した。 常軌を逸した思考をする時がある。とても共同生活を行える状態ではなく、結婚生活に絶望を感じている。

 

この様な文章を読んだらどう思いますか?

 

 

この様な通知書を読んだあなたは大混乱に陥ります!

 

 

しかし、驚く必要は全くありません!
離婚では、この様な誇張や嘘の表現当たり前なのです。

 

 

こんな通知書が送られた男性は、皆ビックリしています。
ただ、離婚経験者のあなたにとっては初めてのことなので、驚いても仕方ありません。

 

 

それに、妻側弁護士がこの様な誇張や嘘ばかりの通知書を書くには、きちんとした理由があるのです。

 

 

弁護士の通知書は誇張や嘘ばかりの理由
弁護士は、奥さまが離婚したい事とその理由を、あなたに伝えます。
その際、もし調停や裁判になっても離婚判決が取れる様に、法的な離婚事由を根拠にした内容を作文します。

 

 

最終的に裁判になった場合、離婚が認められるためには、次の5パターンのいずれかの主張をする必要があります。

 

離婚事由と5パターン
  1. 不貞行為(不倫)
  2. 悪意の遺棄
  3. 3年以上の生死不明
  4. 重度の精神病
  5. 婚姻を継続し難い重大な事由

    (暴力や性格の不一致など)

 

離婚の原因で一番多いのはD性格の不一致です。
ただ、この性格の不一致というのは離婚したい側からするととてもやっかいなのです。

 

 

性格の不一致は、証拠と認められる明確な基準が無く離婚成立のハードルがかなり高いのです。
喧嘩の延長などを性格の不一致と主張しても、ただの夫婦喧嘩と見なされてして離婚は認められません。

 

 

しかし、奥さまの弁護士は依頼を受けた以上、離婚成立を目指さなければなりません。
そこで、ただの夫婦喧嘩であっても、誇張・ねつ造しておおげさに見せようとするのです。

 

 

さらに、奥さまが離婚したがっている事を大げさに主張することで、あなたにプレッシャーがかかります。
大げさな文章表現をすることで、あなたの持つ復縁への微かな望みを打ち砕こうとしているのです。

 

 

繰り返し言いますが、現実の離婚の場では誇張・ねつ造は当たり前なのです。

 

この時のあなたの心境

妻側弁護士から通知書が来て大変驚いた。
そして、その内容が誇張や嘘ばかりでびっくりした。

 

なぜこんなをたくさん書くのだろう。
妻は、弁護士に騙されているんじゃないのか。

 

離婚経験者の考え方

通知書の表現が誇張や嘘ばかりなのは離婚の常識だ。
弁護士が、過去の文章をコピペして送ってきているだけだ。

 

この文章表現に驚いて騒いでいるのは、離婚経験者くらいだろうな。

 

 

<通知内容2>離婚協議の要請

 

通知書には、離婚協議の要請が書かれているでしょう。

 

 

離婚協議とは、離婚についての話し合いです。

 

 

もしこの時点で離婚に応じて良いのなら、離婚条件の話し合いになります。
財産分与、慰謝料、親権、養育費、面会交流など、お金や子どもに関する条件を話し合うことになります。

 

 

ただ、あなたが離婚したくないと思っている場合、離婚協議をしても議論がまとまることはありません。
婚姻費用を支払うだけの日々が続くことになるのです。

 

 

<通知内容3>婚姻費用の請求

 

弁護士からの通知書には、婚姻費用の請求もしてくるはずです。

 

 

婚姻費用とは

 

夫婦関係にある場合はたとえ別居しても、収入の高い側(主に男性)低い側(主に女性)生活費を支払う義務があります。
例え、奥さまがあなたの同意なく別居を始めたとしても、あなたは婚姻費用を支払う義務があります。

 

婚姻費用の金額は、お互いの年収子供の数を基にして、裁判所HPの算定表で簡単に求められます。

 

 

婚姻費用制度は、男性にとって最もやっかいな離婚制度の一つです。
離婚は男性に不利と言われる要因の一つが、この婚姻費用なのです。

 

 

あなたは今後、別居した奥さまに毎月婚姻費用を支払い続けなければならないのです。
婚姻費用の支払いで、あなたは金銭的にじわじわ追い詰められるのです。

 

 

想像してみて下さい。

 

 

奥さまが一方的に別居をしても、あなたは婚姻費用を支払い続けなくてはなりません。
奥さまは、あなたからの婚姻費用で生活します。

 

 

その間も、あなたは奥さまや子供に会えません。
それなのに、毎月数万〜10数万円の婚姻費用を毎月支払い続けるのです。

 

 

この理不尽な状況を、
婚姻費用地獄(コンピ地獄)と言います。

 

 

あなたはこんな状況でも、
復縁を望み続けますか?

 

この時のあなたの心境

婚姻費用の支払いは金銭的に辛い。
しかも、同意なく別居したのに生活費を支払うなんて納得できない。
家のローンもあるし、毎月完全に赤字だ。

 

妻や子供に会えないばかりか、お金もどんどん減っていく。
こんな状況がいつまで続くのだ…。

 

離婚経験者の考え方

婚姻費用は、離婚したい女性にとっては最強の切札だ。
金銭的にジワジワ苦しくなる。

 

これが続けば離婚に合意することになるだろう。
ただ、離婚に応じる代わりに、優位な条件になるように協議を進めるべきだ。

 

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【4】別居状態が続くと離婚したくなる

別居状態が続くと、今の状況から解放されたいと思い始めます。
最初は離婚したくないと思っていたあなたですが、この頃には離婚したいと考え始めるのです。

 

 

離婚に合意するようになる背景の一つは、婚姻費用です。

 

 

あなたは、奥さまや子供に会えないのにお金を支払い続けなければなりません。
これは、あなたにとって大変な負担です。
ましてや、住宅ローンを支払っているなら、家計が破たんへ一直線です。

 

 

この時、あなたは2つの選択肢の間で葛藤し続けます。
それは、離婚しないと主張し続けるか、離婚に合意するかです。

 

離婚しない場合 離婚に合意する場合
婚姻費用を払い続ける(高額) 養育費を支払うことになる(安価)
子供に会わせてもらえない 面会交流が始まる

 

子供がいれば、離婚が成立後は養育費を払うことになります。
しかし、一般的に養育費は婚姻費用の50〜70%ほどの金額で済みます。

 

 

離婚に合意するようになる他の背景は、別居生活への慣れです。

 

 

別居開始当初は、奥さまと子供に会えないことに絶望を感じます。
毎日、耐えられない不安を感じながら生活しているはずです。

 

 

しかし、3ヶ月ほど経つと慣れます。

 

 

人間は、自身が壊れてしまわない様に、その時の状況に適応できるのです。
そして、一人での時間の過ごし方にも慣れてきます。

 

 

この時点で、多くの男性は離婚を受け入れます。
正確には、復縁を諦めると言った方が正しいでしょう。

 

 

離婚することを受け入れればあとは離婚条件の話し合いです。
条件の話し合いは、財産分与や養育費を決めることになります。

 

 

もちろん、お金が関わってくるので簡単に決まらない場合もあります。
ただ、それまでの不安や悩みはかなり和らいでいます。

 

 

そもそも、別居が3ヶ月を超えると、復縁はまず不可能です。

 

 

奥さまは、あなたのいない生活に慣れてしまっています。
もはや、離婚後の人生しか見えていません。

 

 

そして、最初は離婚したくなかったあなたも、離婚を受け入れる心境になっています。
あなたも気持ちも、『離婚したくない』から『良い条件で離婚したい』へと変わってきています。

 

 

別居が続けば、金銭面と一人暮らしへの慣れから、離婚を受け入れる心境になるのです。

 

 

あなたが離婚に合意すれば、自然と離婚条件の話し合いが始まるでしょう。
実際、離婚件数の約90%は協議で離婚成立します。

 

 

ただし、ここで離婚に合意できなければ、離婚調停のステージに移ります。
離婚未経験者からすると、離婚調停を行う事に大きな抵抗を感じます。

 

この時のあなたの心境

別居が続いたら一人での生活に慣れてきた。
むしろ、婚姻費用の支払いがキツいので、離婚したくなってきた。

 

ただ、調停なんてできれば避けたい。
裁判所に行くなんて、かなりのストレスだ。

 

もう、さっさと離婚してしまいたい。

 

離婚経験者の考え方

ここまできたら復縁など不可能なので、良い条件での離婚を目指そう。
調停が面倒だからと不利な条件で離婚に簡単に合意することは、相手の思うツボだ。

 

離婚調停は、思っている以上にフランクな雰囲気だ。
調停委員の人は、こちらの主張をきちんと聞いてくれる。

 

 

【4】離婚調停

協議で話が平行線なら、離婚調停にステージが移ります。

 

 

離婚調停とは、裁判所で調停委員と呼ばれる人を介して、お互いの主張をぶつけ合う場です。
2人の間に調停委員が入る事で、冷静に話を進めることが期待できます。

 

 

ただ、あなたは普段の生活では裁判所に行くことはまずないです。
どうしても、不安でいっぱいでしょう。

 

 

ただ、離婚調停は調停委員が会話を上手くリードしてくれます。

 

 

離婚調停では、法律の知識は多少必要です。
調停委員に納得してもらうためには、法律に基づいた主張の方が受け入れられるからです。
実際に、半数の人は弁護士を伴っています!(※司法統計)

 

 

少なくとも、少しは離婚の法律に詳しくなっておいた方がいいでしょう。
ただ、離婚の入門書本を一冊読めば十分です。

 

 

調停は、離婚したいと思っている方が申し立てをします。
ここで、申し立てをした方が申立人(もうしたてにん)と呼ばれ、もう一方を相手方(あいてがた)と言います。
あなたの場合だと、奥さまが申立人で、あなたが相手方となります。

 

調停に行く前は、あなたは大きな期待をしてしまいます。
中立である調停委員に話せば、自分の気持ちが分かってもらえるはず・・・。
そしてあなたは調停で「妻と離婚したくない」「まだやり直せるはずだ」と主張するでしょう。

 

 

しかし、現実はとても厳しいです。

 

 

相手から全く復縁の可能性を感じないのです。
奥さまの離婚への決意が固いことを知らされます。

 

 

あなたは絶望を感じます。
最後の望みが絶たれた様な気になります。

 

 

離婚したくないあなたには酷ですが、これが現実です。

 

 

そもそも、この場の参加者は次の様な考えを持って調停に臨んでいます。

 

調停の参加者の考え

申立人…離婚したい。
相手方…離婚したくない。
調停委員…離婚調停を行って復縁はほぼ無い。

 

あなたと奥さまにとって、調停は初めてでしょう。
しかし、調停委員も弁護士も、何十回、何百回と調停を見てきています。

 

 

調停委員は知っています。
離婚調停を行っている時点で、修復はほぼ不可能だということを。

 

 

あなたが一生懸命に話をしても、もはや無駄です。
ここからの逆転劇はまず無いです。
あなたが復縁を願えば願うほど、あなたは自分で自分を精神的に追い詰めるだけなのです。

 

 

そして、当初は離婚に大反対だったあなたも、離婚調停を2〜3回ほど行えば考えが変わってきます。
どうにもならない現実をしり、諦めの気持ちが出てくるのです。

 

 

そして、どんなに離婚に反対だった人も、しぶしぶ離婚を受け入れるのです。

 

 

この時、別居開始からかなりの時間が経っていて一人の生活に慣れていています。
また、復縁に向けてやることはすべてやり切ったという思いもあります。

 

 

多くの男性は、離婚を受け入れる心の準備ができているのです。
そうなると、『復縁したい』という気持ちではなく、『少しでも有利に離婚したい』という気持ちが強くなってきています。

 

 

離婚に合意すれば、後は離婚条件の話し合いをします。
財産分与、養育費、面会交流などの条件を話し合って決めます。

 

 

全ての条件が決まれば、裁判官が調書を作成します。
役所に離婚届などは提出の必要はなく、裁判所で離婚が成立するのです。

 

 

離婚する夫婦の99%が調停までで離婚しています(司法統計)。
調停で離婚が成立しなければ、裁判をすることになります。

 

 

【5】離婚裁判

離婚調停で話が決着しなければ、次は離婚裁判となります。

 

 

裁判まで来ると、お互いに弁護士に依頼することになるでしょう。
それまでの調停と異なり、完全に法律に基づいた主張を展開しあうことになります。

 

 

しっかり主張すれば裁判官は分かってくれるはず、と思ってはいけません。
弁護士に依頼することで、初めてまともな戦いになるのです。

 

 

裁判では、奥さまが離婚したい理由と証拠を提示する必要があります。
不倫などの場合は、ホテルに入る写真などがあれば離婚は認められるでしょう。

 

 

裁判で離婚判決が出ると、条件を決めて離婚することになります。

 

 

しかし、もし離婚判決が出なかった場合、完全に泥沼状態となります。

 

 

あなたは、裁判で勝っても奥さまを強制的に同居させることは不可能です。
籍だけがある状態で別居状態が続いていくことになります。

 

 

離婚裁判は、勝っても負けても解決しない争いなのです。

 

 

離婚の流れのまとめ

ここまで読んだあなたは、離婚についてかなり理解できたのではないでしょうか?
離婚の典型的なシナリオを疑似体験したことで、離婚に対する不安や悩みは和らいだのではないでしょうか?

 

 

あなたが別居や離婚に不安で悩んでいたのは、離婚経験者だったからです。
もう立派な離婚経験者の知識を得たはずです。

 

 

これからは余裕を持って、一つ一つ冷静に対応していきましょう。

 

離婚経験者への7ヶ条
  1. 復縁希望なら、妻の怒りが静まるのを待つしかない!
  2. 別居になると、少しでも離婚に向けた準備をしよう!
  3. 妻が弁護士に依頼すると、復縁は不可能だ!
  4. 通知書の文章は、ねつ造だらけだが決して驚くな!
  5. 婚姻費用は、あなたにとって最も厄介な制度だ!
  6. 一人暮らしの辛い気持ちは、3ヶ月すると慣れる!
  7. 調停が面倒でも、不利な条件で合意するな!

 

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