第1回 離婚相談
夫が愛人と結婚するために離婚を請求してきた!

 

離婚カウンセラーの
ミライです。


 

不倫の温度は人それぞれ。
遊びの人も、本気の人も。

 

また、遊びのつもりだったが、いつしか本気になってしまう人も一定数います!
本気になって略奪結婚や駆け落ちなどは、世の中たくさん起こっています。

 

今回の相談者は、不倫している夫から離婚を請求された奥さまです。

 

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婚姻費用(妻への生活費)でお金が無い。
離婚も受け入れざるを得ない状況になる。


だが、妻のホントの別居理由を知ることになる…。


婚姻費用で地獄の生活

≪相談の背景≫
不倫中の夫が離婚を請求してきた…

背景を飛ばして相談内容を見る>>

家族構成

イラスト_男性50代

 

 

夫A氏(50代)
会社員

 

 

イラスト_女性40代

 

(相談者)※半別居中
妻Bさん(40代)
専業主婦

 

イラスト_成人女性

※母と同居
20歳(長女)
大学生

 

私は、ここ5年ほどある悩みを抱えている。
夫は、1ヶ月に3日ほどしか家に帰ってこないのだ。

 

 

どこに行っているかは知っている…。
夫には愛人がいるのだ。

 

女性モデル13_悩み60

 

ある日、夫は酔った勢いで不倫を告白してきた。
メールのやり取りも実際に見せてきた。

 

 

他の女性と関係を持つなんて考えられない。
しかも、それを堂々と妻に言うなんて。
メールには、生活費の援助もしている内容があった。
それって、世間では愛人と言うのでは。

 

 

翌週、私は探偵に依頼して不倫相手の正体を突き詰めた。

 

 

30代後半で独身OLのCさん。
年齢の割にキレイな肌で、スタイルの良い美人さんだ。

 

 

夫の不倫を知った瞬間、目の前が真っ暗になった…。

 

 

だが、私は離婚に踏み切れなかった。

 

 

私は結婚して以来ずっと専業主婦だ。
息子が高校生の時に、少しアルバイトをしていたくらいだ。
仕事としてのキャリアは皆無だ。

 

 

離婚したら、仕事を探さなければならない。
しかし、職歴が無い40代女性を雇う会社なんて、ほとんど無い。
雇ってくれそうなのは派遣社員やアルバイトくらいで、とても安定した仕事とは言えない。

 

 

それに、夫の収入は比較的高い方だ。
普段の生活で衣食住に不自由したことは無い。

 

 

夫の不倫は許せない。
愛人を作って不倫しているなんて。
女としてこれほどの屈辱は無い。

 

 

しかし、子どもがいて専業主婦の私は生活の安定が最優先だ。
毎日安心して生きていくことを優先しなければ。

 

 

それに、夫には不倫以外に不満はない。
暴力も無ければモラハラも無い。
普段話す際は、とても優しいし居心地がいい。
笑うツボや話すトーンも、とても居心地が良い。

 

 

そう考えると、すぐに離婚する必要はない。

 

 

ただ、夫が不倫しているという事実は辛い。
愛している分、心が苦しくなってしまう。

 

 

それ以来、私は夜は早めに寝るようになった。
好きなドラマがあっても、録画しておいて夜は見ない。

 

 

なぜなら夜が嫌いになったからだ。

 

 

夫が帰ってこない夜、夫がどこで何をしているのか考えたくない。
きっと不倫相手の女と一緒にいるんだろうけど…。

 

 

夜遅くまで起きていれば、余計なことを考えてしまう。
だったら、夜は早く寝てしまおう。
イヤなことを想像しないで済むのだから…。

 

女性モデル13_悩み58

 

夫が不倫をするようになって、だんだんと夫は家に帰ってこなくなった。
夫を問いただしたところ、『会社に泊っている』『出張が続いている』などと言っていたが、嘘であることは明らかだ。

 

 

どこに行っているかって?
不倫相手の愛人宅にいるに決まっている。

 

 

夫が帰って来なくなるに連れて新たな問題が発生した。
当時高校生の娘が、私の言うことを聞かなくなったのだ。

 

 

娘も、夫が不倫していることを感じ取ったのだろう。
言葉には出さなかったが、言葉の節々から感じ取れた。

 

 

そして、不倫されて威厳のない母親の言うことなど、聞く耳を持たなかった。
いつしか、夜遊びや年上男性との交際をするようになっていった。

 

 

それでも、私は諦めなかった。

 

 

娘と向き合って話して、学校にだけは行くように言った。
何度も反発はあったが、教師も交えて娘と対峙した。

 

 

その甲斐もあり、娘は真面目に勉学に励んでいた。
そして、希望の大学にも合格した。

 

 

娘の大学受験が無事に終わり、一息ついた。

 

 

ある日、夫は仕事後に家に帰ってきた。

 

 

1ヶ月振りに夫が家に帰って来た。
私は、夫に会えてうれしかった。
料理をテーブルに並べて、娘と3人で夕食を取った。

 

 

夕食を食べ終わって娘が眠りについた後、夫が神妙な面持ちで話しかけてきた。

 

 


「すまないが俺と離婚してくれないか?
どうしても不倫相手と結婚したいんだ」

 

 

私は、頭の中が真っ白になった…。

 

 

夫から離婚を切り出されてから、頭がまともに働かない。
夕食を作っていても風呂に入っていても、常に頭がボーっとしている。

 

 

いろいろ考えたが、やっぱり夫とはどうしても離婚したくない。

 

 

もちろん、夫の不倫はイヤだ。
しかし、それに夫のことをまだ愛してる。
離婚後の不安定な生活はもっと辛い。
不満はあるが、離婚は受け入れたくない。

 

 

そもそも、私が何をしたって言うのか。
夫の不倫を知っても、必死で耐えてきた。

 

 

しかし、まさか不倫している夫からの離婚を切り出してくるなんて。

 

 

こんな理不尽が許されるのか!
これで離婚して捨てられたら散々ではないか!

 

 

この世には、神も仏もいないの!?

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≪離婚相談の内容≫
不倫している側からの離婚請求は認められない!

背景の要約

夫A氏は、不倫相手と同棲をしていて、妻のいる家には月1〜2度しか帰って来ない。
妻は、夫の不倫を知っているが、生活費と夫への気持ちから何も言えなかった。
ある日、妻Bさんは夫から『不倫相手と再婚したいから俺と離婚してくれ』と言われ、途方に暮れてしまった。

<<戻って相談の背景を見る

 

 

旦那さまは、5年ほど不倫しているのですね。
しかも、不倫していることを奥さまに公言したとか。


 

 

 

 

 

そうなんです。5年ほど前に、旦那が酒に酔った勢いで『愛人がいるんだよ〜』と言ってきたんですよ。それを聞いた瞬間は、『冗談じゃない!』と思いました。

 

しかし、我が家の生活費は旦那の稼ぎに依存していましたので、何も言い返せませんでした。

 

私は悩んだ末、夫の不倫に耐える代わりに、生活の安定を選びました。女性としてのプライドよりも、確実で安定的な生活を選んだのです。


 

 

専業主婦の方によくある状況ですね。
収入を夫に依存している専業主婦の方などは、よほどのことが無い限り離婚に踏み切れないという意見は多いです。

 

ただ、旦那さんはひどいですね。不倫をすることも当然ですが、不倫相手がいることを妻に公言するなんて。


 

 

 

 

 

あの発言には、かなり傷付きました。

 

しかもそれだけで済まずに、私に離婚を要求してきたのです。理由を問いただすと、『不倫相手の愛人と結婚したいから』と言ってました。

 

不倫相手の愛人に旦那を取られそうだなんて、もはや女としての尊厳はボロボロです。こんなこと、親族や友人など誰にも相談などできません。

 

ホント、私はとんでもない男と結婚してしまいました。


 

 

Bさんは、旦那さんからの離婚請求を受け入れるつもりはないとのことですね?


 

 

 

 

 

不倫相手に、夫を簡単に渡したくはありません。
ここですんなり離婚なんてしたら、不倫相手の思うがままです。

 

こういう場合、不倫している夫からの離婚請求って認められてしまうのですか?もし不倫している側からの離婚請求が認められたら、私は散々な状況になってしまうのですが…。


 

 

お話を聞く限り、不倫していた旦那さまが、全く非の無い奥さまに離婚を請求しているのですね。

 

結論を申し上げますと、不倫している旦那さまからの離婚請求はまず認められません。
万が一認められるとしても、非常に高いハードルがあります。

 

似た状況での過去の判例を紹介します。

 

有責者からの離婚請求の中でも、特に有名な判例を紹介します


判例の紹介

判例@

最高裁判所

昭和27年2月19日決定

民集6巻2号110項

夫は不倫女性と同棲して子供まで作り、その不倫相手と再婚するために妻に離婚請求した。

 

最高裁判所は、
『もしかかる請求が是認されるならば、妻は俗にいう踏んだり蹴たりである。法はかくのごとき不徳義理ふとくぎり勝手気儘かってきままを許すものではない』
として、夫の離婚請求を棄却しました。

 

これは有責者からの離婚請求として有名な判例で、踏んだり蹴ったり判決と呼ばれています。この判例以来、有責配偶者からの離婚請求は認められないという前提ができ、長らく支持されてきました。

 

 

しかし、20年30年といった別居が続いた場合、形骸化した婚姻関係を放置されると、新たに生じた家族や子どもが法的に守られないという事態が生じ、問題となってきました。

 

 

そして、昭和62年、最高裁は一定条件の下で有責配偶者からの離婚請求が認めるという判決を出したのです。

 

判例A

最高裁判所

昭和62年9月2日判決

民集41巻6号1423項

12年間の同居中に夫婦には子どもができなかったため、夫は他人であるA子の子ども2人と養子縁組した。
その後に夫はA子と交際を始め、ついには妻から離れてA子と同居するようになりました。そして、夫はA子との間に子ども2人を儲けた。

 

妻は、夫から生活費という趣旨で与えられた不動産を売却したり、自ら働くなどして生計を立てていた。
しかし、裁判時には無職で資産もほとんどなかった。

 

夫は、A子との同棲生活が36年に及んだタイミングで妻に離婚を請求しました。もちろん妻は離婚に反対しました。

 

最高裁は、
@夫婦の別居が両当事者の年齢及び別居期間との対比において相当の長期間に及んでいる
Aその間に未成熟の子が存在しない
B相手配偶者が苛酷な状況におかれない
ことを考慮して、有責配偶者である夫からの離婚請求を認める判決を認めました。

 

これは、踏んだり蹴ったり判決(昭和27年)以降、最高裁判所が有責配偶者からの離婚請求を認めた初めての判決です。

 

 

この判決以降、有責配偶者からの離婚請求が認められた例が出てきました。
しかし、決して無条件で離婚が認められているわけではありません。

 

かなり限られた条件となっており、

  1. 長期間の別居(10年以上)
  2. 生活費を頼る子供がいない
  3. 相手の生活を経済的に困窮しない

の3つを全て満たしていることが最低条件となっています。

 

今後について

 

基本的に、不貞行為や暴力を行った有責配偶者からの離婚は認められません。

 

昭和27年と古い判例ですが、最高裁判所が出した有責配偶者からの離婚請求は認められない、という決定は現在でも大前提です。

 

個々の場合に拠りますが、次の3つを全て満たしている場合には、不倫している側からの離婚請求が認められた例があります。


 

有責配偶者からの離婚が認められる最低条件
  1. 長期間の別居(10年以上)
  2. 生活費を頼る子供がいない
  3. 相手の生活を経済的に困窮しない

 

 

なるほど。夫は月に何度は家に帰って来ているので、完全別居ではないです。
それに、子どもは大学生になったばかりなので、夫からの生活費が必要です。


 

 

ひとつお伺いしたいのですが、Bさんは今後は旦那さんとの関係をどうしたいとお考えですか?


 

 

 

 

 

うーん。
今まで普段の生活と娘の受験で、将来の事を考える余裕が無かったです。

 

私はいったいどうすれば良いですか?
自分の事なのに、ホント分からなくて…。


 

 

私がオススメするのは、きっちりお金をもらって別れることです。
しかも、数百万円とかでなく、老後も安心して暮らせるだけのお金です。


 

 

それって、つまり離婚に応じるってことですよね?


 

 

正直、この状態だと旦那さんは5年10年待っても戻ってこないでしょう。

 

それどころか、今後もずっとBさんのために婚姻費用を払い続けるかも不透明です。不安を抱えながら、ずっと過ごすことなんて耐えられますか。

 

Bさんは、『生活の安定ため』に離婚をしなかったと思いますが、今のうちに老後も安心できるだけの資産を受け取って別れても良いのではないでしょうか?そうすれば、毎月の生活費の心配もせずに暮らせます。

 

今の状態を続けても、未来はありますか!?
もう5年も待ったのですから、見切りをつけてお金を受け取って、新しい人生を歩むべきではないですか!?


 

 

なんか、不倫相手に負けたみたいでイヤなんですが…。


 

 

大金を受け取って離婚に応じることは”負け”ですか!?

 

今のまま中途半端な関係を続けるより、今後に不安の無い生活を送るお金を受け取ることは、十分”勝ち”だと思いますが。


 

 

 

 

 

た、確かにそうですね!
私が離婚しなかった一番の理由は、生活の安定のためです。

 

ミライさんの話を聞く限り、いつまで払い続けるか分からない婚姻費用を受け取り続けるよりも、高めの財産分与&慰謝料を受け取って離婚した方良いです。

 

では、不倫している夫が圧倒的に悪いので、法律でガンガン攻めれば良いのですかね?


 

 

法律でガンガン攻めるのは、最終手段です。今は旦那さまから『離婚したい』と言って来ているので、交渉の余地はあるでしょう。できるだけ、話し合いで解決を図る方がお互いにとってメリットが大きいです。

 

それに、法律でガンガンせめるだけではなく、相手が自然と払いたくなるように働きかけることが重要です。


 

 

『自然と払いたくなるように』ですか?
私には、全く思いつかないですが…。


 

 

旦那さまは、今でこそ不倫をしている様ですが、Bさんと結婚するときは本気でBさんのことを愛していたはずです。そのため、『離婚してくれ』と言った際は、多少なりとも後ろめたいはずです。

 

であれば、Bさんからこう言ってみてはどうでしょうか?

 

『私が、今後一人で安心して生きていくだけのお金をいただけませんか?
一度は愛した女を捨てるんだから、それくらいして当然じゃない?』

 

これを聞いた旦那さまは、最後の男気を見せてくれるんではないでしょうか?


 

 

なるほど!
これだと、夫も自然と払いたくなりそうですね!


 

 

ちなみに、不倫相手の名前は住所はご存じですか?


 

 

 

 

 

夫の不倫相手の名前も住所も知っています。

 

以前、旦那の机の上に不倫相手の郵便物や公共料金請求書があったので、保管しています。


 

 

それは、良かったです。
素性が分からなければ、不倫慰謝料の請求ができませんからね。
知らない場合は、尾行したり探偵に依頼して調べる必要がありますから。


 

 

ミライさん!
悩んでばかりでしたが、前向きになれました。
私にも、未来が見えてきました!


 

 

頑張って下さい!
応援しています!


 

まとめ

基本的には、不倫している側(有責配偶者)からの離婚は認めらない!

 

ただし、下記の3条件を全て満たす場合は認められる可能性があります。

有責配偶者からの離婚が認められる最低条件
  1. 長期間の別居(10年以上)
  2. 生活費を頼る子供がいない
  3. 相手の生活を経済的に困窮させない

 

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